師走に入り、白やピンクの大輪の花弁が特徴の高級花、コチョウランの出荷が七飯町桜町の農業築城正勝さん(73)方で始まった。歳暮などの贈答花として年末は需要が増えるという。(村本典之)
築城さんがコチョウラン栽培を始めたのは今から十年前。「友人からいただいて一目ぼれし、栽培したくなった」という。現在コチョウランを出荷する農家は道内で数軒で、道南では築城さんだけ。
コチョウランは熱帯植物で一本の茎から大きな花弁が十枚ほど咲き、見た目に美しい。だが栽培時の温度管理は難しく、苗から開花までの約半年間、ハウス内の温度を一五度から二五度に保つことが重要という。
築城さんは灯油の高値から採算は「ぎりぎり」と笑うが「趣味の一環として今後も続ける」と話す。今年は約千鉢を札幌の市場へ出荷予定で、店頭に二万円前後で並ぶ。出荷は十二月末まで続く。
(北海道新聞より引用)
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