市は一日から、家庭から出た使用済み食用油(廃食用油)の回収を始めた。集めた植物油から製造されるバイオディーゼル燃料(BDF)は、二酸化炭素排出量がゼロとみなされることから、地球温暖化対策で注目されている。十月から家庭ごみの収集を有料化する市は、油の廃棄が減ることで、ごみ減量の効果にも期待している。
廃食用油の回収は、すでに札幌市や石狩市などで行われている。
市は、石狩支庁や民間企業などでつくる「いしかりエコ燃料プロジェクト」に参加し、北広島に適した回収方法などを検討。
廃食用油の回収、資源化に取り組む「どりーむ」(札幌)が食品スーパー道内大手のマックスバリュ北海道と提携していることから、市内美沢四にある同北広島店で回収できないか打診したところ、協力が得られた。
回収ボックスは、同店の入り口に設置された。五百ミリリットルのペットボトルの水気をよく取り、廃食用油を入れて持参する。回収するのは植物油に限られ、天ぷらのかすなどは取り除くこと。ラードなど動物性油や、自動車のエンジンオイルなどは対象外となる。
回収時間は、同店の営業時間と同じ午前十時-午後十一時(日曜の開店は午前九時)。回収箱に入れる前に、店内のサービスカウンターで受け付けをすれば、廃食用油から作ったせっけん、またはポケットティッシュがもらえる。
回収場所はこの一カ所だけだが、市は回収量などをみながら、拠点を増やしていく予定。市環境課は「環境保全はもちろん、ごみ減量にもつながる取り組みなので、多くの市民に協力してほしい」と話している。
(北海道新聞より引用)
0 件のコメント:
コメントを投稿